エンカレッジが考える不登校のメカニズム
不登校の要因に関しては様々です。全員が当てはまる問題というものはありません。ただ誰もが最初から急に不登校になるという訳ではなく、どこかに兆候があり、きっかけがあり、行き渋りがあり、不登校になっていきます。まずは不登校のメカニズムをご覧いただき、自分のお子さんがどの状態なのか知っていただきたいと思います。
- ① 問題が(きっかけ)が発生する
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- ・先生が怖い
- ・いじめられた
- ・給食が食べられない
- ・勉強が嫌い
- ② 問題を解決する
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- ・校長先生に頼む
- ・友達に頼む
- ・給食を残させてもらう
- ・補習してもらう
- ③ 問題は解決したが学校に行けない
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- ④ 無理な登校刺激
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- ⑤ 体調不良を訴える
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- ・頭が痛い
- ・おなかが痛い
- ・気持ちが悪い
- ・足が痛い
- ⑥ 特に異常はない
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- ⑦
- 診療内科の先生に『心の問題』なので「様子を見ましょう」「待ちましょう」と言われ何をやってもダメだったので受け入れる。
この時期を「不登校不安定期」といい、この対応は間違いではない。
- ⑧
- 体調不良や暴れるのが収まり落ち着くが学校に行けず不登校になる。
⇒ 「不登校膠着期」での親御さんが取るべき対応
最近では、不登校になる前に保健室登校や別室登校、母子登校などの五月雨登校を経験されている方も多いですし、現在そのような状態である方も多いと思います。ただ、エンカレッジの中にはその状態から結果不登校になり相談に来られる場合も少なくありません。やはり不登校のメカニズムを知った上で根本的な問題に早くたどり着くことが大切です。
「根本的な問題」とは何か見ていきましょう!